今の部署の上司・先輩と正直仕事したくないし、会いたくもない…。
これ以上ここに身を置いていると心身ともにダメになる。。
部下や後輩は基本思ってる事は言わず、本音を心に閉まっておくことが大半です。
会社人生を歩み始めて「心から信頼できる人ってそんなに多くないんだな…」という事に気づく瞬間があります。
そこで、こちらの記事では…
上記の内容を紹介します。本ブログは技術的な内容を扱っていますが、仕事は人との関係、そしてほとんどの問題は人間関係から生まれるので、テーマとしては非常に大事だと思っています。
もし下記にあるような行動をやっていれば、部下・後輩は…
- 他部署への異動相談
- 転職活動をの開始&職務経歴書の棚卸し
上記2つの行動を隠密にやっている事でしょう。
中堅社員は、下記の行動をやらないだけでも、信頼度は上がると思います。
自分の実体験から記事を書いていますので、主観が大いに入る事をご承知おき下さい。
部下・後輩はシビアに上司・先輩を見ている
ゼークトの組織論
会社に入れば様々な人と関わり、仕事を進めていく事になります。
上司・先輩から評価される一方、部下・後輩からも上司・先輩を評価しています。
部下・後輩の立場から見れば、普段は警戒心を持ちながら接しています。
それくらい、部下・後輩は慎重に、そしてシビアに上司・先輩社員が信頼できる人であるかを見ています。
信頼関係を損なう行動5選
仕事で長い時間接していると、「この場面でこういう事を言う or 行動する人はちょっと信頼できないな…」とモヤッと感じる瞬間がありますよね?
そして、その直感というのは大体当たっていて、長期的に見れば信頼関係を損なう事になると思っています。
私自身、前職と現職で、現場・プラント建設・プロセス開発と様々な仕事・組織に属していたので、これまで9人の上司の元で仕事をしてきました。
その中で、信頼関係を損なう具体的な行動を書き出してみました。
それぞれ見ていきましょう。
口頭で曖昧な指示しか出さない
意外にこの手の人はいて、「敢えて曖昧にすることによって、自発的に考えてもらうスタイルだ」という訳の分からない自己理論を展開します。
そして、チームで仕事が8割方進んだときに…
そんな指示出していない。
という、大どんでん返しを行い、これまでの労働時間を無にします。重要な案件ほど口頭で曖昧な指示を出し、証拠が残らないようにする傾向があります。
また、決して自分の非を認め謝る事はせず、気分屋であるという難点も大抵セットになっています。
もちろん、仕事は都度確認しながらやっている訳ですが、スケジュールも割と押している時にどんでん返しをするもんですから、チーム内では「なんでもっと早く言わないの…?」と文句が出てしまいます。
会社は大きな課題をチームで取り組み効率化させて、成果を出すことが求められます。指示系統がめちゃくちゃだと、成果は一向に出ませんよね。
常に上の立場の人の顔色を窺っている
上司・先輩社員より上の立場、部長であれば役員クラス、課長であれば部長クラス、というような位置付けです。
自身を評価する上の立場の人からどう思われているか、どう見られているかが第一なんですね。
いわゆる、部下の手柄は上司の手柄、上司の失敗は部下の責任というタイプです。
上の立場の人が同席している会議で何かミスや失敗があった際には、「○○と指示出しをしたんですが~」と全く指示出ししていないにも関わらず、平気で嘘を並べる光景を何度か見てきました。
事なかれ主義で本当の事を言わない
仕事は自分の属している部署だけで完遂するのではなく、他の部署に影響を与えるのが普通ですよね。
時には、スケジュール通りに進まず、それが影響する部署に事前に説明をして、どう巻き返しを図るか検討する必要があります。
しかし、事なかれ主義の人が上に立つと、そういう大事な事を他部署に一切伝えません。
責任を負うのが嫌なのだろうと思いますが、自分にとって不利益になる情報はひたすら隠す事に徹底していました。
また、このような人が上に立つ場合、何か問題が起こると話を有耶無耶にして、仕事が一向に進まない事が多々あり、周囲を落胆させることがあります。
何故隠す必要があるのか、疑心暗鬼でしかありませんでした。
部下・後輩が知るべき情報を伝えない
上記の内容と被るのですが、事なかれ主義で他部署に伝えないという事は、他部署からの要望も私のような平社員に情報が伝わっていない、という事が良くありました。
大体が、「上司や先輩社員が出席する会議でこういう要望があるという話を挙げたんだけど…」、と他部署の方から初めて聞かされる訳です。
それが自分の仕事にも関わってくるので、当然スケジュールにも影響が出てしまいます。
早合点の早忘れである
自分を「頭が良く、本質を早く掴むことができる人材」と思い込んでいる人に多いのですが、人の話を傾聴せずに全てを分かった気になり、話を進めてしまうタイプですね。
樹形図が繋がっておらず物事をしっかり理解していないので、後々困る事を裏で辻褄を合わせたり、不確定要素を解消する必要があり、一緒に仕事をしていると結構疲れます。
また、教科書的な事を口走るのですが経験が伴っていないため、具体的な実務に落とし込んだ会話ができない事が多いです。
自分が判断に困ったときには「お前はどうすれば良いと思う?」と聞いてきて、その答えに乗っかるだけという事もあります。
さらに、競争性が高いのか常に自分が一番出ないと気が済まず、人の話を遮って自分の意見を言う事がしょっちゅうあります。
なお、その特徴を表した自己愛性パーソナリティ障害に関して知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
また、「管理職に向いていない人の特徴と行動」についての動画も非常に参考になりますので、気になる方はこちらもご覧ください。
書籍紹介
最後に、書籍紹介になります。
上記に挙げた上司は、自らが働く環境を変える事でリセットできることもあります。
しかしながら、どこの会社にも一定数嫌な上司は存在します。
共通して言えるのは、良心を持たない人間が一定数居る、という事実を受け入れる事。
そのため、我々がどう対処すれば良いのかを学ぶために、以下の書籍がおすすめです。
他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威
マニピュレーターについてまとめた記事は、以下になります。
結局、自分のことしか考えない人たち:自己愛人間への対応術
良心をもたない人たち
就職・転職サービスの紹介
2022年4月現在では、就職・転職をする方にとって売り手市場と言われています。
今の会社では活躍できていなかったとしても、違う場所で輝ける可能性がある人は沢山居ます。
今の環境から抜け出したいと考えている方は以下のようなサービスを利用して、自分の意志で働く場所を決めていきましょう。
レバレジーズ
まとめ
今回は、部下・後輩との信頼関係を損なう行動をテーマに記事を書きました。
後半にいくにつれてほとんど愚痴のような内容だったので、気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
これまで9人の上司のもとで仕事をしてきて、良い上司ももちろんいましたが、真逆の上司もいました。
そんな真逆の上司の総括すると…
- 責任感の著しい欠如
- 自己保身
上記の特性があるため、記事のような行動に出るのだろうと考えています。
それらの行動が部下・後輩のモチベーションを低下させ、ひいては生産性も下げている事に気が付かないのが甚だ疑問です。
さらに、責任感の強い方がこのような上司の下で働くと病んでしまいますので、戦うか or 逃げるかアクションを取る方が良いでしょう。
また、中堅に差し掛かった我々のような年代は、自分がされて嫌だったことを部下・後輩にしていないか、内省する事も時には必要ですね。
一方、上記のような事はやっていないけど、「この子とはコミュニケーションが取りづらいな…」と感じる方は、こちらの記事をご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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