【OJT教育の意味とは?】化学メーカーの現場研修で自主的にやれる7つの事で放置への対処法を解説

化学工場業務
スポンサーリンク
この記事を読むのに要する時間: 3

4月から社会人になって現場でのOJT研修。

何このやらされ感…。

れおねる

放置されてると最悪ですよね。

社会人1年目で多くの企業がOJT研修を取り入れてます。

期待と不安で入社したは良いものの、OJT研修の蓋を開けてみると、「あれ?教育の教の字もされてないし、基本放置されてるけど…。」そう感じた方もいるのではないでしょうか?

そこで、こちらの記事では…

記事の内容
  • 化学メーカーに入社した社会人1年目で、製造現場でのOJT研修を受けている方に向けて
    • OJT研修で何を見られているか?
    • OJT研修で「こいつはひと味違う」と見られるためには?
    • 自身がOJT研修期間中に自主的に行っていた7つの事

上記のテーマで説明していきたいと思います。

仮に「いざ転職しよう!」となったとき、身に付いた事が役に立つと思います。

OJT研修ではとにかく主体性を見られている

化学メーカーに入社して始めにやる事が、OJT(On-the-Job Training)の会社も多いですよね。

このOJT期間の姿勢が、今後の仕事人生に大きく影響を与える、と言っても過言ではありません。

会社や所属部署の風土によって異なるかもしれませんが、私の居た部署で最も重要視されていたのは、とにかく「主体的」である事でした。

…これだと、「いや、余りにもありきたりな回答だろ…」と思いますので、何が主体的なのかを以下に具体的に書き出してみます。

「主体的」である事とは何か?
  1. 担当者から声を掛けられる前に、自分から声を掛けて教えを乞う。
  2. 現場全体のスケジュールを仕事前に整理し、頭に入れておく。
  3. 現場ノートで教えて貰ったことを殴り書きし、まとめノートで要点を整理する。
  4. 不明な所があったら、迷わず質問する。
  5. 他の担当者の負担が増えていたら、自分の担当でなくてもカバーする。
  6. 一つ一つの作業にどのような意味があるのかを考える。
  7. 日報や月報ではやった事を書くだけでなく、考察を加える。

ざっと思いつくだけでもこれだけあります。

OJT研修の目的は即戦力となる人材を生み出す事です。

つまり、自分から行動を起こす事が大切になります。

声がかかるまで俯いて待っている、という受け身な姿勢である場合は、自分の知らない所で評価が下がっているという恐ろしい事態になります。

現場作業の意味付けをする事と日報・月報を工夫する

OJT研修には必ずスケジュールがあるので、スケジュール上の業務または作業をしているだけでは、「ひと味違う」という見方では見られません。

では、どこでそのひと味を付けるかと言うと…

  • 一つ一つの作業にどのような意味があるのかを考える。
  • 日報や月報を工夫する。(特に重要。)

この2点が重要になります。

日報や月報を工夫するには、日頃から作業の意味付けを行えているかが勝負です。

意味付けというのは、皆さんが大学で学んだ原理原則に沿って、その作業を行う理由・理屈を深堀りしていく事になります。

これを繰り返し行う事で作業が点から線で繋がりますし、OJT研修をただのやらされ作業から仕事に変えられるはずです。

自身がOJT研修期間中に自主的に行っていた7つの事

現場業務は局所的に忙しい時間帯がありますが、一定の作業が終わると暇になる事があります。

この時、現場作業員と世間話をするのも必要ですが、傍から見ればさぼっているように見られかねません。

そこで、そういう時間を利用して行っていた7つの事を以下に記載します。

OJT期間中に自主的にやっていた事
  1. 製造設備の設置許可書を読む。
  2. P&IDを片手に現場のプロセス配管を追っかけてみる。
  3. 配管道中、どのような機器が設置されているかチェックする。
  4. 設置されている機器の仕様書を確認する。
  5. 各機器がどのような理由で設置されているか考察する。
  6. プロセス配管のチェックが終わったら、ユーティリティ配管もチェックする。
  7. 現場に入る業者に顔と名前を覚えてもらう

製造設備の設置許可書を読む

自分が担当するプラントが決められているのでしたら、設置許可書などそのプラントの情報が記載されている書物を読み漁ってみて下さい。こういった書物はプラントの歴史書にもなり得ます。

プラント建設した当時の様々な経緯があって、目の前のプラントが成り立っているかを理解できます。

P&IDを片手に現場のプロセス配管を追っかけてみる

設置許可書等にP&IDがあると思いますので、それを片手に現場のプロセス配管を追っかけてみるのも面白いと思います。

絵で見たものと、実際の配管を見ると印象が大きく異なります。

配管を組む事はある意味デザインになりますので、現場目線で分かりやすく配管構築されているか、現場作業員が操作する機器が操作しやすい場所に設置されているか、そういったところをチェックしてみて下さい。

後に、自分で配管構築をする際に、「どういう配管構築をすれば美しいのか?現場にも分かりやすい仕様にできるのか?」を考えるきっかけになります。

また、現場のどこに何があるか分かりますので、トラブルが発生したときの非定常作業にも役立つはずです

さらに、配管の材質にも気を配る事で、その流体を扱うのに適切な配管が選択されているか、判断できるようになります。

配管の道中、どのような機器が設置されているかチェックする

P&IDだけだと、実際どのような機器が設置されているのかまでは分かりません。

なので、プロセス配管を追っかけてみる事と同時に、自分の目で確認してみましょう。

実物を見れば、自分が機器選定し実プラントに入れる際のイメージも湧きやすいです。

設置されている機器の仕様書を確認する

実物を見た後は、設置されている機器の仕様書を確認してみましょう。

そのプラントで機能するように、性能・材質などが細かく選定されています。

性能であれば、どのような計算をすれば良いのか?材質であれば、どんな特徴があるのか?など、物事を深堀するきっかけを与えてくれます。

特に防爆機器である場合は、どんな規格のものなのか確認しておくことで、消防対応ができるようになります。

各機器がどのような理由で設置されているか考察する

プラントを構成する機器と言うのは、必ず意味があって設置されています。

「普段使わないけど、これはどういう目的で設置されているんだろう?」、こういう機器がありませんか?

先人達がどんな想定をして機器を設置したのか考察する事でプラントに対する理解も深まりますし、自分が今後プロセス検討をするときの良い知見になります。

ユーティリティ配管もチェックしてみる

プラントではプロセス配管に目が行きがちですが、ユーティリティも同じくらい大事なものです。

ユーティリティが機能しなくなったら生産できませんので、こちらもチェックしましょう。

道中の機器の実物、仕様書を見る事も同様にやります。

現場に入る業者に顔と名前を覚えてもらう

最後に、現場に入る業者さんに顔と名前を覚えてもらう事がかなり大事です。

彼らの専門的知識を教えて貰わなければならないタイミングが絶対来ますので、早い段階で関係を作っておきたいですね。

れおねる

餅は餅屋と言います。

先輩や上司よりも、業者から教えて貰った方が良い専門知識もあります。

このように隙間時間を利用した学びが、後々役に立ってきます。

まとめ

今回は、「化学メーカーの製造現場OJT研修で自主的にやれる7つの事」をテーマに解説しましたが、いかがでしたでしょうか?上記の内容をまとめると…

まとめ
  1. OJT研修は主体的に、自分から行動を起こす事を求められている。
  2. 現場作業の意味付け&日報・月報の工夫が重要。
  3. 隙間時間を利用して自主的に現場資料を読み込み、学ぶ意識を付ける。

以上3点になります。

最後に、社会人1年目のとき、所属していた部署の課長から言われた言葉で締めくくりたいと思います。

「一度しか言わないからよく聞け。OJTとして現場業務をやる事になるけど、
これを作業とするか仕事とするかでお前の1年後の評価は決まるからな。」

れおねる

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

OJT研修頑張ってください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました