転職活動に迷ったら?最初に考えるべき5つの事

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転職するかどうか迷っているけど、どうすれば良いんだろう?

れおねる
れおねる

こんにちは、れおねるです。

私は2年前の社会人5年目(2021年2月時点)に転職しました。

ここ最近、転職は当たり前という風潮がありますが、数字で見るとまだ少数派である事は事実です。

そこでこちらの記事では…

記事の内容
  • 転職活動に向けて迷いが生じている方に向けて
    • まず始めに考える事を5つご紹介

上記の内容を紹介します。

今後、いつそのようなタイミングが来るか分かりませんので、その際の事前知識として捉えて頂ければ幸いです。

転職=リスク、転職活動=ノーリスク

冒頭でも申し上げましたが、今は転職することは当たり前という風潮がありますが、数字で見るとまだまだ少数派です。

また、転職はデンジャーではないもののリスクを伴うので、それなりの覚悟は必要になります。

れおねる
れおねる

周囲の流れや勢いだけでの転職は危険(デンジャー)という事ですね。

一方で、転職活動自体はリスクがなく、以下の事が分かります。

転職活動で分かる事
  • これまでの職務経歴からの市場価値
  • さらに市場価値を上げるために何をすれば良いか
  • 自分の価値観を優先したい場合、どんな条件が必要か etc…

上記の事がリアルに分かります。

転職活動のメリットは、自分が所属している上長の価値観だけに染まるよりも、世の中の流れを把握した方が今後の選択肢を広げられる事です。

れおねる
れおねる

残念ながら、会社や今の上長が自分を守ってくれる事はありません

何かあったとき、自分を守れるのは自分だけですからね…。

転職活動開始 ≠ 転職サイト or エージェント登録

転職活動を始めようと思ったとき、いきなり転職サイト or エージェント登録をするのではなく、その前にやるべき事があります。

具体的に何かというと…

転職を検討したときにやる事のステップ
  1. 感情的になっても良いので、現職でのフラストレーションを全て書き出す
  2. 自分にとっての理想の職場がどういうものか書き出す
    • さらに上記を順位付けして、価値観の優先順位をつける
  3. 冷静に、現職で恵まれている条件を書き出す
  4. 1~3を天秤にかけてみて、現職で何とかなるのか、転職して実現するか精査する
    • 転職して実現する場合、2の優先順位に基づいて転職目標を掲げる
  5. 職務経歴を棚卸しして、転職活動を始める

上記の5つになります。それは、自分の価値観、転職をしたい理由が定かでは無いためです

しっかり自分と対話してからでないと、転職サイトやエージェントに登録しても、希望に合った求人を紹介しにくいですからね。

とはいえ、就活の時と比較して実績もあり、それなりに理由があって検討している訳ですから、あまり悩むという事は無いと思います。

また、上記の5つをやるタイミングは、できれば現職で比較的上手くいっている or 順調なときが望ましいです

れおねる
れおねる

上手くいっていない時にやろうとすると、自分を低く見積もってしまう事があります

そういう状態だとますます悪循環になりますので、まずは自分に適性のある職務に就くことを現職で検討した方が良いでしょう。

ただし、余程のブラック企業は、今すぐ逃げろです。

① 現職でのフラストレーションを全て書き出す

転職する事を検討しようと思ったとき、

フラストレーションは0ではないけど、

今の会社は自分にとって最高だ!

このまま定年まで勤めるぞ!

当然こんな心のうちではありませんよね(笑)何かしら思うところがあって、転職活動を検討するに至った訳です。

ここで、紙でもofficeソフトでも何でも良いので、自分の心の内にあるフラストレーションを書き出してみましょう。感情的になっても全く構いません。

このとき、ある程度内容をクラスタリングしておきましょう。後で、転職するための根拠を俯瞰するとき、把握しやすいためです。

私が転職活動を行っていたとき、クラスタリングした例を以下に表示します。

クラスタリングの例
  • 企業体質的な観点
    • 例)
    • 役職者に自己保身をする人が多い
    • 問題提起をしようとせず、隠す傾向にある
    • トラブルの責任を製造現場など末端だけに押し付ける
    • トラブルの是正がシステムに向かわず、人に向かう
    • 設備・プラントの自働化=人がさぼるという昭和の根性論的な感覚を持っている
  • 今後の成長・スキルアップの観点(技術者目線)
    • 例)
    • 化学メーカーであるはずが、ベテラン技術者が軒並み退職している
      ☞ 技術伝承を全くしていない
    • 技術的な相談をできる人がいない
    • カンジニアリングだけでプラントを動かしている
    • 社内の技術に対する情報感度が低い
    • (化学工学が単なる学生の勉強で、何の役に立つのかと上長に言われれる…)
  • 法令遵守意識
    • 例)
    • サービス残業が横行している
    • 労基からサビ残で是正勧告が入り実態調査された際、実際の時間を減らされ虚偽記載するよう強要されている人がいた
    • 退職する際、有休消化させずに一方的に退職日を決められた人がいた

【蛇足】

クラスタリングをするとき給料を入れていないのは、日本の場合、業界と会社、職種、年齢によってほとんど決まってしまうためです。

最近では、能力に応じて給料を跳ね上げる企業も出ていますが、ほとんどの会社はピラミッド構造になっているので、基本的には能力ではなくどこの業界に属するか、それと年齢で決まってしまいます。

そのため、給料が第一目的になるのであれば、平均給料が高い業界に行くことが最も近道になります。

化学業界の中での転職を検討しているのであれば、業種別年収ガイドをご参考下さい。

② 自分にとっての理想の職場がどういうものか書き出す

①のフラストレーションを書き出したら、その真逆の状態が理想の職場という事になります。

もちろん、言わずもがなですが、それら全てを満たせる職場は残念ながらどこにも存在しないので、優先順位を付けて譲れる項目と譲れない項目を分けた方が良いでしょう。

そもそも自分にとっての理想や、何が強みなのかが分からない方は、こちらの記事をご参考下さい。

③ 冷静に、現職で恵まれている条件を書き出す

ここで冷静になって欲しいのは、現職で恵まれている条件も書き出す事です。

隣の芝生は青く見えると言いますから、なかなかフラストレーションが溜まる職場に居て恵まれている条件を書き出す事は難しいでしょう。

しかし、転職後に「転職に失敗した…」という事にならないためにも、恵まれている条件を書き出す事も大事です。

これは、社内ではなく、他の企業に勤めている友人などに話しましょう。「うちの会社にも恵まれている部分があったんだなぁ」と気付かされるかもしれません。

④ 書き出した条件を天秤にかけてみる

①~③でまとめた結果から、現職で何とかなるのか、転職で実現するか、一旦見極めてみましょう。

現職で何とか出来るのであれば、上司や人事に相談してみましょう。部下の事を考えられる上司であれば、親身に話を聞いてくれるはずです。

れおねる
れおねる

私の場合、書き出した条件を天秤にかけたとき、転職する決意をしました。

恵まれているところが一つもないという結論に至ったので…(笑)

⑤ 職務経歴を棚卸しして、転職活動を始める

この職務経歴の棚卸しは、転職検討せずとも時折やった方が良いでしょう。

自分のやってきた仕事がどれだけの価値になるのか客観的に理解できますし、何より書ける物があまり多くない場合は自分の仕事を見つめ直すきっかけになるからです。

また、転職した経験談になりますが、職務経歴が転職時に最も価値があるものになります。

求人票にも企業が求める職務経歴について記載があるので、そこで世の中で求められているスキル・経験が初めて分かる訳です。

転職活動をやって現職に残る選択をしたとしても、世の中で求められているスキル・経験を肌で感じているので、そのスキル・経験を得る事を目標に現職で仕事を選んでも良いと思います。

なお、資格については、転職において職務経歴ほど重視されないと思ってよいでしょう。

もっとも、世の中に求められているスキルに該当する資格があれば、目的を達成する手段として資格を取る事もアリでしょう。

れおねる
れおねる

1年ごとに職務経歴を書くのですが、書き出してみると1年の重みを理解できると思います。

下記の書籍は、転職活動を始める前の心構えとして参考になる書籍です。

  • 転職は、個人にとっても企業にとっても、ポジティブな影響を与える
  • 転職は人生で初めて意思決定する試み
  • その意思決定に確信を持った人が、会社が潰れても生きていける人
    • 上司を見て働くか、マーケットを見て働くかは大きく違う
  • 今の仕事の寿命を知る事が、最も大事

まとめ

今回は、転職を検討したときに最初にやる事をテーマに5つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

上記の内容をまとめると…

まとめ
  • 現職でのフラストレーションを全て書き出す。クラスタリングも忘れずに。
  • 自分にとっての理想の職場を書き出して、理想の優先順位をつける
  • 現職で恵まれている条件を書き出して、冷静に現状を認識する
  • 書き出した条件を天秤にかけてみて、一旦転職するかどうか見極める
  • 職務経歴を棚卸しして、転職活動を始める

上記5点になります。

2度目になりますが、自分の身を守れるのは自分だけですので、どんな事があっても動じないように、備えはしておきましょう。

れおねる
れおねる

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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