不器用な人に合っている仕事って何だろう?
診断できるツールは無いのだろうか?
ストレングスファインダーと科学的な適職をおすすめします!
私自身、要領よく器用にこなせる側の人間ではなく、物事を素早く判断・理解できない不器用な人間です。
しかし、自分の不器用さがどういう性格から来るのかを把握できれば、強みにも活かせると考えています。
そこで、こちらの記事では…
- 不器用で自分に合っている仕事が診断できるツールを知りたい方に向けて
- 自分の強みを客観的に把握できるツール
- 適職診断できるツール
上記の内容をご紹介します。
不器用・苦手な所を直すというのはそもそも間違いで、その背景を理解し強みに変えていきましょう。
また、適職や自分の強みを把握する事はスピリチュアルなものではなく、あくまで統計学を利用した合理的なものです。
適職を知るには自分の性格や何を重要視しているかで変わる
- 「不器用な人 適職」で検索すると、不器用な人が向いていそうな職種が羅列
- 不器用な人の定義が曖昧のまま、紹介されている記事が多い
- 不器用の背景は千差万別
- 自分の性格・資質が分からないと、適職は見つからない
不器用な人の適職をネットで調べると、検索の上位に出てくるのは職業紹介や、すぐに答えが見つかるような記事を見かけます。
しかし、不器用な理由は一つではなく、人によって千差万別です。
例えば、ものすごく慎重なのか、責任感が強すぎるのか、物事を追求したいのか、根拠を理解しないと動けないのかetc…、多岐に渡ります。
つまり、不器用さというのは各個人の性格・資質から来るもので、それを把握しない限り適職など到底見つけられないのです。
なので、適職を探す前に自分の性格や資質を知って、それを活かせる自分の強みを客観的に把握するという作業が大事です。
強みを知る手段はいくつかありますが、その中で私自身が利用した方法を紹介します。
適職を診断できるツール
- ストレングスファインダー
- 科学的な適職
ストレングスファインダーは自分の強みと弱みを把握できるツールです。科学的な適職は書籍になりますが、合理的に適職を決定できるツールを書籍内で紹介されています。
ストレングスファインダー®を利用して自分の強みを知る
- ストレングスファインダー®とは、自分の強みを知るオンライン型の才能診断ツール
- 177個の質問が出され、その一つ一つを制限時間20秒以内に回答
- 回答結果から34の資質が順位付けされ、上位にあるものが自分の強み
これまで何となく感覚的に自分の性格を理解していたものの、それが言葉やキーワードとなって出てきます。
こちらのツールは「あなたの性格はこうだから、この仕事が最適です」というものではありません。
しかし、その結果を把握してどのように自分の理想を追求していくか、考える手段として利用します。
個人の価値観の押し付け合いになりがちな会社組織において、自分の強みは何なのか、その軸を定めてくれるツールです。
直接的に適職は出ないまでも「やはり自分はこういう仕事が向いているな」という事を把握する事が出来ます。
ストレングスファインダー®を受けた結果
ここからは、私自身がストレングスファインダーを受けた結果は以下になります。
「こういう風に結果が出るんだ」と少しでも参考になれば幸いです。
色分けは、実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の4つに大別されています。
1 | 責任感 | 18 | 公平性 |
2 | 学習欲 | 19 | 成長促進 |
3 | 収集心 | 20 | 信念 |
4 | 最上志向 | 21 | 回復志向 |
5 | 内省 | 22 | 運命思考 |
6 | 分析思考 | 23 | 親密性 |
7 | 調和性 | 24 | 自己確信 |
8 | 達成欲 | 25 | 自我 |
9 | 慎重さ | 26 | 包含 |
10 | 未来志向 | 27 | 活発性 |
11 | 適応性 | 28 | 戦略性 |
12 | 規律性 | 29 | 指令性 |
13 | アレンジ | 30 | 社交性 |
14 | 目標志向 | 31 | コミュニケーション |
15 | ポジティブ | 32 | 着想 |
16 | 共感性 | 33 | 原点思考 |
17 | 個別化 | 34 | 競争性 |
結果を大別してみれば、戦略的思考力>実行力>人間関係構築力>影響力の順になります。
影響力についてはほとんどが下位にかたまっているため、主導権を握ってはっきり意見を表明する事は頗る苦手のようです。
以下は上位5つの強みの詳細になります。
責任感
- 実行すると宣言したことに対して心理的な責任感を持つ
- 誠実さや忠実さなどの不変的な価値観を大事にする
資質を活かした行動
盲点
学習欲
- 学習意欲が高く、常に向上することに駆り立てられる
- 成果よりも学習すること自体に意義を見出す
資質を活かした行動
盲点
収集心
- 物事を収集し保管するニーズがあり、対象は情報、アイディア、芸術品だけでなく人間関係も含まれる
- 常に探究を続け、好奇心を持っている
資質を活かした行動
盲点
最上志向
- 個人やグループの改善を促す方法として長所に着目する
- 優れたものを最高レベルのものに変えようとする
資質を活かした行動
盲点
内省
- 内観的で、知的な議論を好む
- 物事を深く考える事に大きな喜びを感じる
資質を活かした行動
盲点
ストレングスファインダー®を2回目受けた時の結果
職場環境・周囲の状況も変わり、1回目とどのように違うか確認するために、2回目を受けてみました。
その結果、以下のようになりました。
そこまで大きくは変わりませんでしたが、部下持ちになったことで、個別化や共感性の資質が上位に入っていました。
部下のスキルだけでなく、適正や資質を理解して、それをどう活かしてチームパフォーマンスを上げていくか、といったところに注力した事が影響していると考えています。
科学的な適職
- 仕事選びにおける7つの失敗
- 好きを仕事にする
- 給料の多さで選ぶ
- 業界や職種で選ぶ
- 仕事の楽さで選ぶ
- 性格テストで選ぶ
- 直感で選ぶ
- 適性に合った仕事を求める
- 仕事の満足度を上げる7つの項目
- 自由度
- 達成
- 焦点
- 明確
- 多様
- 仲間
- 貢献
上記の内容が紹介されています。
いずれも気軽にできるテストではなく、まとまった休みに行うテストになります。
しかし、様々な角度から自分の適職について客観的に考える事ができます。
7つの失敗のうち適性に合った仕事を求めるというのは、今回の記事に相反する事のように思えますが、これは強みというのは相対的な市場価値で決まるためです。
つまり、周りに自分と似た強みの人が少ない場合に価値を持ち、結果として仕事の満足度が上がる事になります。
そのため、自分の強みを知ること自体は、非常に意味があると言えます。
なお、転職活動の始め方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
就職・転職サービスの紹介
2022年4月現在では、就職・転職をする方にとって売り手市場と言われています。
今の会社では活躍できていなかったとしても、違う場所で輝ける可能性がある人は沢山居ます。
今の環境から抜け出したいと考えている方は以下のようなサービスを利用して、自分の意志で働く場所を決めていきましょう。
レバレジーズ
まとめ
今回は不器用な人の適職診断ツールをテーマに紹介してきました。
色んなツールを活用して自分の強みを理解しておく事、自分の強みを最大限活用できる職場はどういうところなのかを言葉にしておく事、これは長い社会人人生を送る上で大事な作業になります。
仕事に悩みがある方は、是非やってみて下さい。
また、関連記事として、質問されると黙り込んでしまう原因とその対処法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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