いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本ブログではこれまで、人間関係に関する悩みや技術系の内容を記事にしてきました。
一方、ブログ運営を通じて、自分が今後の人生をどのように生きたいか考えた末、タイトルにある人との関わりや場づくりの道にシフトしようと決めました。
本記事の内容は…
- なぜ技術職を辞めようと思ったか
- どうやって人との関わりや場づくりを仕事にするか
上記にある背景や手段の内容なので、記事をご覧の方々にとって即効性のある有用な記事では無いかもしれません。
しかし、現代社会の画一的な生き方を外れて、こういう生き方もあるという事を発信する事によって、ブログをご覧の皆さんにも自由に生きられる選択肢を増やせればと考えています。
ですので、お時間が許す限り、是非最後までご覧いただけますと幸いです。
なぜ技術職を辞めようと思ったか?
まずは、道を変えるきっかけとなった出来事を綴っていきます。大きくは、下記の3点になります。
- ブログ運営で、人間関係に悩んでいる人の多さに気付いた
- 人生の羅針盤を立てた
- 今の技術職のあり方が自分に合わない事に気付いた
ブログ運営で人間関係に悩んでいる人の多さに気付いた
ブログを始めた頃に書いていた主な内容は、下記にある技術的な内容でした。
一方、社会人になってから、自分自身も様々な人間関係に悩まされてきました。
そこで、なぜそういう人格が形成されるのか、自分のどんな性格が悩みを生む要因になっているのかなど、人の心理について探求してみたくなり、それを記事にするようになりました。
すると、人間関係に関する記事に需要があり、特にマニピュレーターに関する記事がかなりの数で読まれている事が分かりました。
人間関係に悩んでいる人がこれだけ居るんだ…。
上記の事を素直に感じたと同時に、顕在化しているだけでもこれだけ多くの方が読んでいるのだから、潜在的に人間関係に悩んでいる人って滅茶苦茶多いのではないか、と考えるようになりました。
そして、人間関係に関する悩みを如何にして減らし、自由に生きられる人を増やすかが、いつしか自分のテーマになっていました。
人生の羅針盤を立てた
上記の事があり、自分が技術職で今後の人生も生きていくのか迷いが生じていました。
そんな中で、FINd YOUr COMPASsというサービスがある事を、現在勤めている会社の人事部長から伺い、参加してみました。
詳しい内容は本記事では割愛しますが、人生の羅針盤は企業で言えば経営理念や行動指針に相当するもので、それを個人にも定義するというプログラムです。
そのプログラムでできた羅針盤が上記にありますが、自分の人生で人との関わりを大切にし、周囲の一人一人がその人の意志・潜在能力が活きる環境で、活き活きとしている姿を見る事に喜びを得る、という事に気付きました。
今の技術職のあり方が自分に合わない事に気付いた
ブログや人生の羅針盤から、技術職として自分が求めているあり方を言葉にすると、下記のようになります。
つまり、自分にとってただ好きな事をやるだけではダメで、人の役に立てている事を実感したい。
それは、仕事の見返りとして人からの称賛を得るのではなく、その人の環境や人生に良い変化があったのかが重要。
その良い変化を見る事が自分にとっての幸せであり、自分の生きたい人生になります。
一方、今の自分の技術職のあり方を考えると、下記のようになります。
誤解しないで欲しいのは、上記に書いてある事は技術職のあり方として決して悪い訳ではなく、人との関わりを大切にしている自分にとって単に合わなかった、というだけです。
人によっては、上記の方法が合っている事も重々承知しています。
一方で、どんなに素晴らしいスキルや資格を持っていても、管理している組織のトップと性格や価値観が合わなければ、パワハラを受けて退職や精神的な病を発症してしまう人を見てきました。
また、世界的に日本の存在感が日に日に小さくなっているにも関わらず、縮小しているパイの奪い合いをしている現状に、危機感を持ち始めました。
具体的には…
- 業務と関係ない、仲の悪さや他部署への悪口、噂話などネガティブな話題に花が咲く
- 視線が社外ではなく社内に向いており、同調圧力が強い
- そういう時間に費やせる暇はあるが、自己研鑽に時間を充てない
- ネガティブな話題の増加は、仕事のライフサイクルである消滅フェーズに差し掛かっている
そういう環境下に居て、改めて技術職のあり方とは何だろうというのを、常々考えさせられました。
その結果、技術職を辞めて、人との関わりや場づくりの仕事にシフトしていこうと決めました。
どうやって人との関わりや場づくりを仕事にするか?
背景を一頻り語ったところで、ではどうやって人との関わりや場づくりを仕事にしていくのかを綴っていきます。大きくは、下記の4点になります。
- 技術職から人事職への異動 or 転職
- FINd YOUr COMPASsでの場づくり
- CTIジャパンのCPCC®資格取得
- 本ブログを通じたコーチングの実施
技術職から人事職への異動 or 転職
生産性の向上というのは会社だけでなく、日本全体の課題として取り上げられています。
一方、人材育成や組織開発といった人に関わる分野では…
- ヒエラルキー組織でステップアップするためだけの資格取得
- 何でもできなければいけないという非合理で高コストな価値観
- 苦手・できない事を克服するための勉強、スキル取得
- 本人の得意な事に目を向けられない狭量さ
- 中間管理職は上記の部下育成に関する負担が増える
- ティーチングに加え、コーチングも必要とされる
など、生産性の向上とはかけ離れた、非効率な方法を取っていると考えています。
下記の動画では生産性の本質を語っていますが、自分にとって苦手な事は、それを得意な人が補い合う事によって集団の生産性は自然に上がるし、古来の人類はそのようにして生き残ってきた歴史があります。
苦手・できない事を克服して得られる成果は少ない事は自明であるにも関わらず、そこに時間とお金をかけるという非合理な事をするばかりか、自己肯定感の低さにも繋がるという悪循環になっていると考えています。
つまり、苦手・できない事は早々に捨てて、得意・できる事に一極集中させる事です。
そこで、人に関わる分野において…
- いかに人材育成や組織開発に手間をかけないか
- 個人や組織が自走する仕組み創り
- 自走している中で必要な情報をタイムリーに提供できる体制創り
上記の内容を仕事にしていこうと考えています。今後、具体的な方法について、記事にしていきます。
FINd YOUr COMPASsでの場づくり
以前は参加者としての立場でしたが、参加してそのプログラムに感銘を受け、現在はスタッフとして関わりを継続しています。
FINd YOUr COMPASsは、幸せを必ず言語化する事、そして、自分の今ココの現在地を自覚できる状態になる事。
幸せはとても抽象的な言葉ですが、その源泉は喜怒哀楽というとてもシンプルな感情です。
日常で、喜楽を感じられる出来事は何ですか?
日常で、怒哀を感じる時、その背景にどんな想い&願いがありますか?
余りにも早く時が過ぎ去っていく日常から、一旦心と体を遠ざける。
そして、感覚と思考を拓いていく2日間を、共に過ごしませんか?
世の中に普遍的な正解が無く、ありとあらゆる事が加速度的に変化するVUCAな時代では、職場や家庭だけでなく複数のコミュニティに属する事が、環境の急な変化を上手く乗りこなせる術になります。
CTIジャパンのCPCC®資格取得
これまでコーチングという存在は知っていましたが、その最終目的が何なのか分からず、答えを誘導しているような感覚でさえありました。
そこでコーチングに関して調べるとコーチングにも種類があり、自分の生き方に合っているコーチング方法として、コーアクティブ・コーチングという技術がある事を学びました。
「人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」という根底の元、コーチとクライアントがコーアクティブ(協働的)に対等なパートナーとして、クライアントが心から望む人生を生きられるよう伴走する特長があります。
今後、下記の書籍を参考に、コーアクティブ・コーチングとは何かをブログ記事として挙げていきます。
本ブログを通じたコーチングの実施
少し話は変わりますが、経済産業省の『未来人材ビジョン』によれば、今後求められる人はこれまでの問題解決型ではなく、課題設定型(起業・ビジョナリー)にシフトしていくと予想されています。
これは、下記の『ニュータイプの時代』にも同様の事が書かれており、問題を常に与えられてきた日本人にとって、考え方を根底から変えなければなりません。
実は、冒頭で語った『人間関係に関する悩みを如何にして減らし、自由に生きられる人を増やす』というテーマが、課題設定型の人を増やす事に直結すると考えています。
そこで、本ブログを通じてコーチングを実施する事によって、下記の世界を目指しています。
他人が作ったモノサシから抜け出し、一人一人が自由に生きられる世界
特に、素晴らしいスキルや資格を持っていても、性格や価値観の相違によってパワハラを受けやすい技術者に向けて、自由に生きられる場を創りたいと考えています。
実際にはやるのはまだ先の話ですが、自分のコーチングスキル向上も含めて、一歩一歩進めていきたいと考えています。
まとめ
今回は、技術職を辞めてるに至った背景や、人との関わりや場づくりの仕事にシフトしていくビジョンについて記事にしました。
改めて、自分のストレングスファインダーを振り返ると、上位にある『個別化』の説明書きが、正に目指している世界に繋がっていると感じています。
その世界の実現に向けて、これから小さな行動・活動を積み重ねていこうと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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